携帯 サイト 構築の楽しみ方

彼(女)らの携帯サイト利用が高い理由には、元、ポケベルや携帯電話のショートメールなど、新しいコミュニケーションサービスを積極的に利用していたこと、Iモード以前から携帯電話にプリクラを貼ったり、着メロの自作を行ったりするなど、着メロや待ち受け、占いといった公式コンテンツのサービスに親しみやすかったことなどが挙げられる。
しかし何より大きかったのは、携帯電話が「いつでも使える自分だけのネット環境」であったことだ。 皆さんも、自分が学生だった頃のことを思い出してみて欲しい。

世代や世帯によって若干差はあると思うが、自分専用のテレビや固定電話、パソコンを持っていたという人はそう多くないはずであり、親や兄弟の顔色をうかがいながら機器を共有して使っていたはずだ。 だが携帯電話、そして携帯ネットサービスはこうした「家族の目」から解放され、気兼ねなく利用することができる存在であったのだ。
PCに慣れた人から見れば表現力が乏しく感じられる携帯サイトも、PCサイトに触れる機会の少ない若者にとっては新鮮なものであったし、それ以上に親にバレないで使えるメディアであることの魅力が大きかったといえよう。 コンテンツでは公式サイトが栄華を極める携帯電話の利用者が増えるに従って、携帯サイトも活況を呈することとなる。
特に目立ったのは公式コンテンツの絶頂ぶりだ。 中でも、人気JIP。Pの最新曲をいち早く楽しめる「着メロ」は、この時期絶頂期を迎えていた。
携帯サイト初期のコンテンツプロバイダに加え、テレビCMなどで人気を博した「いろメロミックス」を提供するドワンゴなどの新興企業が一斉に大きく業績を伸ばし、活況を呈していた。 通信速度の高速化とパケット料金の低廉定額化によって、従来よりリッチなコンテンツが人気を博すようになってきた訳だ。
その代表が、楽曲の一部をそのまま配信する「着うた」である。 着うたの誕生自体は2002年だが、この時期には対応キャリアも増えて本格的な普及が進み、着メロとの世代交代が見え始めていた。
ちなみに2004年には、楽曲そのものを配信する「着うたフル」も誕生している。 また、Iアプリに代表される携帯アプリを使ったゲームコンテンツも、端末の進化に伴って本格的な内容のものが作成できるようになり、キラーコンテンツの1つとして注目されるようになっていた。
「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」が。 遊べることを売りとした、NTTドコモの9001シリーズが誕生したのも2004年である。

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